例文あり!結婚相談所で会いたくなる自己PR文の書き方【完全ガイド】
結婚相談所のプロフィールで、写真と並んであなたの印象を大きく左右するのが「自己PR文」です。どんなに素敵な写真を用意しても、自己PR文が魅力的でなければ、お相手は「会ってみたい」という気持ちにはなりにくいものです。
しかし、多くの人が「何を書けばいいのか分からない」「自分の長所なんてどう伝えれば…」と、自己PR文の作成で筆が止まってしまいます。
この記事では、元大手結婚相談所のトップカウンセラーが、お見合いの申し込みが殺到する「会いたくなる自己PR文」の書き方を、具体的な例文を交えながら徹底的に解説します。構成のコツからNG例まで、これさえ読めば誰でも魅力的な自己PR文が書けるようになります。
自己PR文は、あなたの人柄を伝える「ラブレター」
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自己PR文は、スペック情報だけでは伝わらないあなたの温かみや誠実さを伝え、お相手との心の距離を縮める役割を持つ。
結婚相談所のプロフィールには、年齢、年収、学歴といったデータが並びます。しかし、人はスペックだけで結婚相手を選ぶわけではありません。最終的に「この人に会ってみたい」と心を動かすのは、あなたの人柄や価値観です。
自己PR文は、データだけでは伝わらない、あなたの個性や温かみ、結婚に対する真剣な想いを伝えるための唯一のスペースです。いわば、まだ見ぬお相手に送る最初の「ラブレター」のようなもの。ここで誠実さが伝われば、お相手は安心してあなたに興味を持ってくれるでしょう。
逆に、自己PR文が空欄だったり、一言しか書かれていなかったりすると、「婚活へのやる気がないのかな?」と判断され、絶好のチャンスを逃してしまうことになります。
自己PR文を書く前にやるべき3つの準備
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いきなり書くのはNG。まずは「読者(お相手)」を意識し、「自分の魅力」を棚卸し、「伝えたいこと」を整理することが成功の鍵。
魅力的な自己PR文は、行き当たりばったりでは書けません。書く前の「準備」が9割です。以下の3つのステップで、自分の考えを整理してみましょう。
- どんな人に読んでほしいか想像する(ターゲット設定)
「優しい人」「誠実な人」など、あなたが結婚相手に求める人物像を具体的に思い浮かべてみましょう。その人がどんな言葉に惹かれるかを想像することが、心に響く文章を書く第一歩です。 - 自分の長所やアピールポイントを書き出す(自己分析)
「自分の長所なんて…」と謙遜する必要はありません。「よく笑うと言われる」「聞き上手」「料理が好き」など、どんな些細なことでも構いません。友人や家族に自分の良いところを聞いてみるのもおすすめです。 - 伝えたいことの優先順位を決める(情報整理)
書き出したアピールポイントの中から、特にターゲットに伝えたいことを3つほど選びましょう。すべてを詰め込もうとすると、結局何も伝わらない文章になってしまいます。「誠実さ」「家庭的な一面」「共通の趣味」など、テーマを絞ることが重要です。
【例文付き】会いたくなる自己PR文の基本構成と書き方
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「挨拶→仕事・性格・趣味→結婚観」の3部構成が黄金律。各パートで誠実さと具体的なエピソードを盛り込むのがコツ。
自己PR文は、以下の3部構成で書くと、まとまりやすく、読み手に内容が伝わりやすくなります。それぞれのパートの書き方のコツを、例文と共に見ていきましょう。
1. 冒頭:感謝の言葉と登録した理由
まずは、プロフィールを読んでくれたことへの感謝を伝えます。そして、なぜ結婚相談所に登録したのか、その真剣な想いを簡潔に述べましょう。
【例文】
「はじめまして。プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。
仕事にも慣れ、日々の生活は充実していますが、これからの人生を共に支え合えるパートナーと出会いたいと思い、真剣な出会いを求めて登録いたしました。」
2. 中盤:仕事・性格・趣味について
あなたの人柄が最も伝わる中心部分です。仕事への姿勢、周りから言われる性格、休日の過ごし方などを具体的に書きましょう。単に「趣味は旅行です」で終わらせず、「特に温泉が好きで、年に数回は箱根や伊豆に出かけてリフレッシュしています」のように、具体的なエピソードを添えると、お相手もデートのイメージが湧きやすくなります。
【例文】
「IT関係の仕事をしており、チームで協力してプロジェクトを進めることにやりがいを感じています。性格は、周りからはよく「穏やかで聞き上手だね」と言われます。休日は、家で映画を観たり、近所のカフェで読書をしたりと、のんびり過ごすことが多いです。最近は料理にも凝っていて、パスタを作るのが得意です。」
3. 結び:理想の結婚観とメッセージ
最後に、あなたがどんな家庭を築きたいのか、理想のパートナーシップについて触れます。そして、「まずはお気軽に、お話しできたら嬉しいです」といった、お相手がコンタクトを取りやすいような一言で締めくくりましょう。
【例文】
「お互いを尊重し、何気ない日常の出来事を笑い合えるような、温かい家庭を築いていきたいです。まずはメッセージ交換から、気軽にお話しさせていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。」
これは避けたい!自己PR文のNG表現
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ネガティブな表現、自慢話、高すぎる理想はNG。謙虚でポジティブな姿勢が好印象を与える。
良かれと思って書いたことが、逆にお相手を遠ざけてしまうこともあります。以下の表現は避けるようにしましょう。
- ネガティブな表現:「人見知りです」「恋愛経験が少ないです」といったマイナスな情報は、会ってから伝えれば十分です。
- 自慢話に聞こえる表現:年収や学歴、役職などを過度にアピールすると、傲慢な印象を与えてしまいます。
- 相手への要求が多すぎる:「年収〇〇以上の方」「身長〇〇cm以上の方」など、条件を並べ立てるのは絶対にNGです。
- 受け身な姿勢:「どこかへ連れて行ってほしいです」といった他力本願な表現は避け、「一緒に〇〇を楽しみたいです」という主体的な姿勢を示しましょう。
まとめ:誠実な言葉で、未来のパートナーへ想いを届けよう
自己PR文は、あなたの人柄を伝えるための大切なツールです。上手な文章を書こうと気負う必要はありません。大切なのは、誠実な言葉で、あなた自身のことを正直に伝えることです。
この記事で紹介した構成と例文を参考に、まずは一度、あなた自身の言葉で自己PR文を書き上げてみてください。その文章が、きっと素敵な出会いを引き寄せるきっかけになるはずです。

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