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面接みたい」を卒業。エンジニアの構造化能力を武器に変える「お見合い対話仕様書」

婚活ノウハウ

「面接みたい」を卒業。エンジニアの構造化能力を武器に変える「お見合い対話仕様書」

期待していた女性とのお見合いを終え、手応えを感じていた翌朝。結婚相談所のマイページに届いた「お断り」の通知に、言葉を失ったことはありませんか?

仲人を通じて届いたフィードバックには、こう書かれています。
「とても誠実な方でしたが、お話が少し面接のようで、楽しむことができませんでした」

プロフィールを完璧に読み込み、想定質問への回答も準備万端で臨んだはずなのに、なぜ「面接」と言われてしまうのか。何が「バグ」だったのか分からず、自分の性格そのものを否定されたような虚無感に襲われているかもしれません。

しかし、安心してください。あなたの「論理的な性格」は、決して婚活におけるバグではありません。 むしろ、正しく実装すれば成婚を引き寄せる最強の武器になります。

本記事では、あなたの優れた構造化能力を活かし、会話を「イベント駆動型」へとリファクタリング(再構築)する具体的な手法を解説します。性格を変える必要はありません。対話のプロトコルを少し書き換えるだけで、次のお見合いの結果は劇的に変わります。

この記事を書いた人
  • 結びのMari

    元・大手結婚相談所トップカウンセラー。15年間で500組以上を成婚へ導いた経験と知識で、あなたの婚活を全力でサポートします。

なぜあなたの会話は「面接」に見えるのか?――一問一答(ポーリング)というバグの特定

お見合いが「面接」化してしまう最大の原因は、会話の構造が「ポーリング(一問一答の連続)」になっていることにあります。

エンジニアであるあなたは、相手を深く知ろうとするあまり、事前に読み込んだプロフィール(仕様書)の確認作業を優先してしまいがちです。「休日は何をしていますか?」「仕事は忙しいですか?」「趣味のカフェ巡りはどのあたりに?」……。

質問の羅列による情報収集は一見、正しい行為に見えます。しかし、相手の反応を待たずに次々と質問を投げ続ける行為は、相手にとって「情報の搾取(尋問)」に他なりません。相手が感情を込めて話した内容を処理(応答)せずに、次のリクエストを投げてしまうため、会話の「ステート(今、二人がどんな雰囲気かという状態)」が共有されず、相手が感じる心地よさ、つまりUX(ユーザー体験)が著しく低下しているのです。

「理屈っぽさ」は最強の武器。女性がエンジニアに求めている「論理的安心感」の正体

「もっと感情的になれ」「理屈っぽさを捨てろ」というアドバイスを耳にすることがあるかもしれません。しかし、私は断言します。あなたの「論理的であること」は、婚活市場において極めて価値の高い「機能」です。

実際に、国内最大手の結婚相談所連盟である株式会社IBJの調査データを見ると、ITエンジニアの成婚率は非常に高い数値を示しています。

IT関連職の男性の成婚率は51.7%に達しており、全職種の中でもトップクラスの成婚しやすさを誇っています。

出典: 2024年度版成婚白書 – 株式会社IBJ, 2025年4月

なぜ、論理的なエンジニアがこれほど支持されるのでしょうか? それは、多くの女性が結婚生活において「感情的な衝突」よりも「論理的な話し合いができること」による安定稼働を求めているからです。

あなたの「理屈っぽさ」は、女性の目には「誠実さ」「浮気をしない安定性」「家事育児を論理的に分担できる柔軟性」という安心感(セキュリティ)として映ります。問題は「論理的であること」ではなく、その論理を「相手の感情を否定するため」に使ってしまうことにあります。

論理思考を「相手を論破するデバッグ」に使うのではなく、「相手の感情の仕組みを理解し、安心させるためのアーキテクチャ」として活用すれば、あなたは誰よりも頼もしいパートナーになれるのです。

実践!会話のリファクタリング――「イベント駆動型」で2回目のお見合いを勝ち取る

では、具体的にどう会話を書き換えればいいのでしょうか。本記事で導入するのが、エンジニアにはお馴染みの「イベント駆動型(Event-Driven)」の対話プロトコルです。

相手の発言を一つの「イベント」として捉え、以下の3ステップで処理を実装してください。

  1. 受信 (Listen): 相手の言葉を最後まで受け取る。
  2. 受理 (Accept): 相手の感情ロジックを肯定する(論理적共感)。
  3. 拡張 (Expand): 自分の情報を開示し、関連する質問を投げる。

特に重要なのが「受理(Accept)」です。感情そのものに共感できなくても、「その状況なら、そう感じるのは論理的に筋が通っている」と、相手の感情の妥当性を承認してください。これが、エンジニア流の誠実な共感の実装です。

比較表:会話のリファクタリング Before & After

項目 面接モード (Before) イベント駆動モード (After)
相手の発言 「最近、仕事が忙しくて大変なんです」 「最近、仕事が忙しくて大変なんです」
自分の処理 (スルーして次の質問へ) 「それは大変ですね。リリース前か何かですか?」
論理的共感 なし 「頑張りが成果に繋がるといいですね」と妥当性を承認
次のアクション 「休日は何をしてるんですか?」 「僕も以前デスマーチを経験して……。息抜きはどうされてますか?」
相手の印象 自分の話を聞いていない(UX低) 自分の状況を理解し、寄り添ってくれる(UX高)

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: お見合い中の質問は「3回に1回」に抑え、残りの2回は相手の話への「受理(応答)」と「自己開示」に充ててください。

なぜなら、多くのエンジニアが『情報の正確性』を優先するあまり見落としがちで、相手はあなたの「回答」ではなく、あなたの「反応」を見て、安心できる相手かどうかを判定しているからです。この「応答の厚み」こそが、仮交際へのパスを通す鍵となります。

エンジニアが陥りがちな「会話の例外処理」FAQ

Q. 相手の話に全く興味が持てない場合、どう「受理」すればいいですか?
A. 興味の対象を「話題」ではなく「相手の思考プロセス」に切り替えてください。「なぜこの人は、この話題を楽しいと感じるのか?」という背景ロジックを分析しようとする姿勢は、相手には「熱心に話を聞いてくれる」と好意的に解釈されます。

Q. 沈黙が発生した時、焦って質問を連投してしまいます。
A. 沈黙は「タイムアウトエラー」ではありません。相手が情報を処理している「待機状態」だと捉えてください。5秒程度の沈黙は、むしろ「落ち着いた大人の余裕」としてポジティブに機能します。焦らず、ゆっくりとお茶を飲んでリセットしましょう。

Q. 自分の専門分野(技術の話)を話しすぎてしまいます。
A. 相手のOS(知識ベース)に合わせた「抽象化」を行ってください。技術の詳細(実装)ではなく、その技術が「世の中をどう便利にしているか(価値)」という上位レイヤーの話に変換することで、知的な魅力を伝えることができます。

まとめ:あなたの「誠実なロジック」で、最高のパートナーと同期しよう

昨日のお見合いで「面接みたい」と断られたのは、あなたの能力が低いからではありません。ただ、対話のプロトコルが少しだけ、恋愛という特殊な環境に最適化されていなかっただけです。

あなたの「論理思考」や「構造化能力」は、本来、大切な人を守り、安心させるために磨いてきた素晴らしい才能です。その才能を、今日からは「相手の感情を理解し、肯定するためのツール」として使ってみてください。

「理屈っぽさ」を消す必要はありません。会話のリファクタリング手法を「心地よい会話の設計図」へと応用するだけで、あなたの誠実さは必ず相手に届きます。

あなたの婚活プロジェクトが、週末に二人でコードを並んで書いたり、論理的な話し合いで穏やかな家庭を築いたりできる最高のパートナーとの『成婚』に向けて、正常にデプロイされることを心から応援しています。

次のお見合いの直前、この「仕様書」をもう一度読み返し、まずは「相手の感情を受理(Accept)する」ことだけを意識してみてください。

参考文献

  • 2024年度版成婚白書 – 株式会社IBJ
  • IT職の“モテ要素”に関する意識調査 – PR TIMES (IBJ×キッカケエージェント共同調査)
  • 「エンジニアのための婚活戦略」佐藤匠著 – ロジカル・マリッジ出版部

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