結婚相談所の「成婚料」あり・なし、どっちが得?トータルコスト徹底比較シミュレーション
結婚相談所を選ぶ際、初期費用や月会費だけでなく、最後に支払う「成婚料」の有無が気になりますよね。「成婚料0円の方がお得に決まってる!」と思いがちですが、実はそうとも言い切れません。
この記事では、成婚料の仕組みと相場、そして「成婚料あり」と「成婚料なし」の相談所、それぞれのトータルコストを具体的なシミュレーションで比較します。あなたの婚活スタイルや予算に合った、賢い選択をするための判断材料を提供します。
成婚料とは?なぜ払う必要があるの?
成婚料とは、結婚相談所を通じてお相手と成婚(婚約)に至った際に、相談所へ支払う成功報酬のことです。金額は相談所によって異なりますが、一般的には5万円〜30万円程度が相場です。
「高い!」と感じるかもしれませんが、成婚料には以下のような意味合いがあります。
- 成果への対価: カウンセラーのサポートやシステム利用料など、成婚という結果に対する報酬です。
- 真剣度の担保: 成婚料があることで、会員も相談所も「成婚」というゴールに向けて真剣に取り組む動機付けになります。
- 質の高いサポートの維持: 成婚料収入があることで、相談所は質の高いカウンセラーを雇用し、手厚いサポートを提供できます。
「成婚料あり」vs「成婚料なし」トータルコスト比較シミュレーション
では、実際に「成婚料あり」と「成婚料なし」の相談所で活動した場合、トータルコストにどれくらいの差が出るのでしょうか?一般的な料金設定を例に、活動期間ごとの費用をシミュレーションしてみましょう。
前提条件:
- A社(成婚料あり・仲人型): 初期費用10万円、月会費1.5万円、成婚料20万円
- B社(成婚料なし・データマッチング型): 初期費用15万円、月会費1.2万円、成婚料0円
| 活動期間 | A社(成婚料あり) | B社(成婚料なし) | 差額(A社 – B社) |
|---|---|---|---|
| 半年で成婚 | 39万円 | 22.2万円 | +16.8万円 |
| 1年で成婚 | 48万円 | 29.4万円 | +18.6万円 |
| 成婚せず退会(1年) | 28万円 | 29.4万円 | -1.4万円 |
このシミュレーションから分かることは以下の通りです。
- 成婚した場合: 成婚料なしのB社の方が、トータルコストは安くなる傾向があります。
- 成婚せずに退会した場合: 成婚料ありのA社の方が、初期費用や月会費が抑えられている場合が多く、トータルコストが安くなる可能性があります。
コストだけじゃない!「成婚料あり・なし」のメリット・デメリット
トータルコストだけで判断するのは危険です。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合ったスタイルを選びましょう。
成婚料あり(主に仲人型)
- メリット: 手厚いサポートが受けられる、成婚へのモチベーションが高い、初期費用が抑えられる場合がある。
- デメリット: 成婚時の支払いが大きい、トータルコストが高くなる傾向がある。
- 向いている人: プロのアドバイスを受けながら婚活したい人、短期間で確実に結婚したい人。
成婚料なし(主にデータマッチング型)
- メリット: 成婚時の負担がない、トータルコストを抑えやすい、自分のペースで活動できる。
- デメリット: サポートが手薄になりがち、成婚への強制力が弱い、初期費用が高めの場合がある。
- 向いている人: 費用を抑えたい人、自分で積極的に動ける人、マイペースに婚活したい人。
まとめ:あなたにとっての「お得」を見極めよう
「成婚料あり」と「成婚料なし」、どちらが得かは、あなたが婚活に何を求めるかによって変わります。
- 「とにかく費用を抑えたい」「自分のペースで進めたい」なら、成婚料なしの相談所がおすすめです。
- 「多少費用がかかっても、プロのサポートで確実に結婚したい」なら、成婚料ありの相談所が適しています。
目先の金額だけでなく、サポート内容や成婚実績なども含めて総合的に判断し、あなたにとってベストな選択をしてくださいね。

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