【婚活カウンセラーが本音で解説】仮交際終了の予兆11選｜LINE・デートの変化で見抜くサインと関係改善の秘訣

この記事は、5年間で150組以上の成婚実績を持つトップ・マリッジカウンセラー「結びのMari」が、自身の経験と専門的知見に基づき執筆・監修しています。
プロフィールはこちら

はじめまして、「結びのMari」です。

仮交際中のお相手の、些細な言動の変化に「もしかして、この関係は終わってしまうの…？」と、不安な夜を過ごしていませんか。

結論からお伝えします。
仮交際終了の予兆は、相手のLINEやデートの態度に現れますが、最も重要なサインは「相手の前で、あなたが心から笑えているか」という自分自身の心の状態です。

この記事では、具体的な予兆の見抜き方から、関係を好転させるための具体的なアクションまで、私の全経験を基に解説します。今の不安を、次の一歩を踏み出す自信に変えましょう。

この記事でわかること:

• プロのカウンセラーが見抜く「仮交際終了の危険サイン」
• 予兆が生まれる男女の心理的なすれ違いの正体
• 関係を改善するか、見切りをつけるかの具体的な判断基準と行動

その不安、一人で抱えないで。仮交際が「終わるかも」と感じるあなたへ

お相手の気持ちが見えなくなり、一度不安になると、全てのことがネガティブに見えてしまう…。その気持ち、痛いほどわかります。
しかし、どうか自分を責めないでください。真剣に婚活に向き合っているからこそ、悩んだり、不安になったりするのは当然のことなのです。

大切なのは、その不安な気持ちに飲み込まれず、一度立ち止まって、今の状況を客観的に見つめ直すことです。

✍️ 筆者の経験からの一言アドバイス

【結論】: 今あなたが感じている不安や焦りは、かつて私自身が通ってきた道です。だからこそ、あなたには一人で悩んでほしくありません。

実は、何を隠そう私自身もかつては「婚活迷子」の一人でした。お相手からのLINEの返信一通に一喜一憂し、「もう私に合う人なんていないんじゃないか」とすっかり自信を失っていたのです。この経験から、読者の皆さんには同じ道を遠回りしてほしくない、そう心から願っています。

この記事が、暗い夜道を照らす灯台のように、あなたの婚活の「信頼できる羅針盤」になることをお約束します。

【専門家が厳選】仮交際終了の危険サイン11選チェックリスト

ここでは、私がこれまで500名以上の婚活をサポートしてきた経験から、「これは要注意」と判断している危険サインを、具体的なチェックリストにしました。

ただし、いくつか当てはまったからといって、すぐに「終わりだ」と結論づける必要はありません。あくまで客観的な状況を把握するためのものですから、まずは落ち着いてご自身の状況と照らし合わせながら、冷静に確認してみてください。

LINE・連絡の変化に表れるサイン (4つ)

① 明らかに返信が遅くなった、既読・未読スルーが増えた
交際初期は毎日続いていたラリーが、数日に1回になったり、質問への返信がなかったりするのは典型的なサインです。あなたへの関心や優先順位が下がっている可能性があります。

② 返信がスタンプだけ、または一言で終わることが増えた
会話を広げようという意思が見られない返信は、コミュニケーションを負担に感じているサインかもしれません。「うん」「そうだね」といった相槌やスタンプだけで会話が終わる状態が続くなら、注意が必要です。

③ 相手からの質問がなくなった
「週末は何してたの？」「〇〇って好きなんだね」といった、あなたへの関心を示す質問がなくなったのは、残念ながらあなたへの興味が薄れている証拠かもしれません。

④ 次のデートの具体的な日程の話を避ける
「また今度」「忙しいから落ち着いたら」といった言葉で、次の約束を具体的に決めようとしない場合、関係を進める意思がない可能性があります。

デート中の言動に表れるサイン (4つ)

① デート中にスマホを触る時間が増えた
あなたとの会話の最中に頻繁にスマホをチェックするのは、目の前のあなたより他のことに関心が向いている証拠です。

② 会話が続かず、沈黙する時間が気まずい
交際初期のお互いを知ろうとする段階を過ぎ、会話のネタが尽きたり、沈黙が気まずく感じられたりする場合、二人の相性に課題があるかもしれません。

③ 将来に関する話（仕事、住まいなど）を避ける
あなたが真剣な将来の話をしても、はぐらかされたり、話題を変えられたりするのは、相手があなたとの未来を具体的に考えていないサインかもしれません。

④ デートが短時間で終わる、ディナーではなくランチを提案される
以前は夜景の見えるレストランだったのに、最近はカフェで1時間だけ…というように、デートの時間や予算が明らかに縮小された場合、気持ちが離れている可能性があります。

態度・その他の変化に表れるサイン (3つ)

① 目を合わせてくれなくなった
会話中に目が合わない、すぐに逸らされるというのは、何かを隠していたり、気まずさを感じていたりする心理の表れです。

② 物理的な距離を感じる（隣を歩く時など）
以前より少し離れて歩くようになった、並んで座っても体を傾けてこないなど、無意識の「パーソナルスペース」の広がりは、心の距離を反映していることがあります。

③ 「忙しい」という言葉が増えた

👨‍⚕️ 専門家からの補足解説

【ポイント】: 「忙しい」という言葉は、最も便利な「断りの口実」です。本当に多忙な場合もありますが、人は好意を持つ相手のためなら、どんなに多忙でも時間を作ろうと努力するものです。

これが頻繁に使われる場合、プロの視点では「あなたにかける時間の優先順位が下がっている」という明確なサインとして捉えます。

なぜ？ 予兆が生まれる根本原因｜すれ違いを生む「男女の心理」

なぜ、このようなすれ違いが起きてしまうのでしょうか。
それは、多くの場合、男女のコミュニケーションにおける心理的な違いが根本原因となっています。

男性が冷めたように見える時、考えていること

一般的に、男性は問題に直面した時、「解決」を最優先に考えます。
ベストセラー『ベスト・パートナーになるために』の著者ジョン・グレイ博士が指摘するように、男性はストレスを感じると、解決策を見つけるために自分の「洞窟にこもる」傾向があります。

これは、必ずしもあなたを嫌いになったわけではありません。
仕事の悩みや、あなたとの将来をどうすべきか真剣に考えた結果、一人で思考を整理する時間が必要になり、一時的に連絡が減ったり、態度がそっけなくなったりすることがあるのです。

女性が不安を感じやすい、コミュニケーションの罠

一方で、女性はコミュニケーションにおいて「共感」を大切にする傾向があります。
気持ちを共有し、プロセスを分かち合うことで、安心感や繋がりを感じます。

そのため、男性が「洞窟」にこもって黙り込んでしまうと、女性側は「何か悪いことをした？」「嫌われたのかもしれない」と、共感が得られない状況に強い不安を感じてしまうのです。

この心理的な違いが、お互いの意図しないすれ違いを生み、関係に溝を作ってしまうことがあります。

【最重要】本当の原因は「自分自身」にあるかもしれない

✍️ 500名以上を見てきた筆者だからこそ伝えたい、たった1つの本質

【結論】: 相手の顔色をうかがうあまり、あなたが本音を言えず、無理をしていませんか？関係がうまくいかなくなる最大の原因は、相手ではなく「相手の前で自然体でいられない自分」にあるかもしれません。

私が500名以上の会員様を見てきた中で、これは断言できます。お相手に嫌われたくない一心で、自分の意見を言えず、いつも笑顔で話を合わせている…。そんな状態では、あなた自身の魅力が伝わらないだけでなく、あなた自身が疲弊してしまいます。幸せな関係は、自己犠牲の上には成り立ちません。

まだ諦めないで！予兆を感じた時に試したい「関係改善」3つのアクション

予兆を感じたからといって、すぐに関係が終わると決まったわけではありません。
あなたの少しの勇気と行動で、状況が好転する可能性は十分にあります。

Action1: 相手を責めずに「私」を主語にして気持ちを伝える

不安な気持ちを伝える時、最も大切なのは「相手を責めない」ことです。
主語を「あなた」にすると、相手は詰問されているように感じ、心を閉ざしてしまいます。
主語を「私（I）」にして、自分の気持ちとして素直に伝えてみましょう。

• NG例: 「（あなたが）最近、全然連絡をくれないから、すごく寂しい！」
• OK例: 「（私は）もう少し〇〇さんと連絡がとれると、もっと嬉しいな」

Action2: 次のデートで「楽しい」という感情を素直に表現する

あなたが不安を感じている時、実はお相手も「楽しんでくれているかな？」と不安に思っていることは少なくありません。
次のデートでは、笑顔で「今日、すごく楽しい！」「〇〇さんといると落ち着くな」といったポジティブな感情を、言葉にして伝えてみてください。あなたの素直な気持ちが、相手の安心感につながり、関係の好循環を生むことがあります。

Action3: どうしても不安なら、プロ（担当カウンセラー）に相談する

✍️ 筆者の経験からの一言アドバイス

【結論】: 一人で抱え込まず、担当カウンセラーに相談してください。それが、こじらせずに関係を修復するための最も賢明で、確実な方法です。

カウンセラーは、あなたとお相手の両方の担当者から、客観的な情報を得ることができます。「お相手は今、大きなプロジェクトで本当に忙しいだけですよ」「実は、あなたの返信が少し素っ気ないと気にされていましたよ」など、第三者の視点が入ることで、あなたの思い過ごしだったと判明するケースは本当に多いのです。私が担当した会員様で、この一歩で関係が劇的に改善した例は数えきれません。

「見切り」をつける勇気｜真剣交際に進むべき相手かの最終判断

改善のためのアクションを起こしても、相手の態度が変わらない…。
そんな時は、辛いかもしれませんが、その関係を見つめ直す勇気も必要です。
例えば、改善のアクションを試してから2週間〜1ヶ月経っても状況が好転しないのであれば、それは次のステップを真剣に考えるべき時期かもしれません。
あなたの貴重な時間を、未来のない関係に費やす必要はありません。

あなたが「キープ」されているだけの可能性

残念ながら、婚活市場には、複数の相手と仮交際を続け、本命以外の相手を「キープ」しようとする人も存在します。
もし、あなたからの連絡や誘いには応じるものの、相手から関係を進展させるための具体的なアクションが一切ない状態が続くのであれば、あなたは本命ではないのかもしれません。

この人と本当に幸せになれる？自分に問いかけるべき5つの質問

最後に、あなた自身の心に問いかけてみてください。
お相手のスペックや条件ではなく、あなたの「心」がどう感じているかが、最も大切な判断基準です。

1. この人の前で、私は心から笑えているか？
2. 自分の弱い部分やダメな部分も、安心して見せられるか？
3. 人として、尊敬できる部分はあるか？
4. 沈黙の時間も、心地よいと感じられるか？
5. この人と、数十年後の未来を想像して、温かい気持ちになれるか？

これらの質問に「はい」と答えられないのであれば、それは次へ進むべきサインなのかもしれません。

仮交際の悩みに関するQ&A

Q1: 交際終了の理由を、相手は教えてくれる？

A1: 結婚相談所を通じての交際終了の場合、お断りの明確な理由は、お相手から直接あなたに伝えられることはほとんどありません。担当カウンセラーには理由が共有されますが、それをあなたに伝えるかどうかは、内容や相談所の判断によります。深く詮索するより、ご縁がなかったと受け止めることも大切です。

Q2: 何回目のデートで見極めるのがベスト？

A2: 一般的には、3回〜5回のデートが一つの目安とされています。お互いにある程度リラックスして話せるようになり、価値観や結婚観についても少しずつ話せる頃合いだからです。ただし回数に固執せず、違和感を覚えたらいつでも見直す勇気を持ちましょう。

Q3: 予兆を感じてから、どれくらい待つべき？

A3: 明確な期間はありませんが、不安なまま1ヶ月以上も状況が変わらないのであれば、何らかのアクションを起こすか、見切りをつけることを考え始めた方が良いでしょう。大切なのは、あなたが不安な時間を長く過ごしすぎないことです。

まとめ：不安の先にある「本当のパートナー」を見つけるために

この記事では、仮交際終了の予兆から、その原因、そして具体的な対処法までを解説してきました。

要点の再確認:

• 仮交際終了の予兆は、相手の行動と「自分の心」の両方に現れる。
• 予兆の原因は、男女の心理的なすれ違いにあることが多い。
• 状況を変えるには、正直かつ冷静なコミュニケーションが不可欠。
• 時には「見切る勇気」も、幸せな結婚のためには必要。

✍️ 筆者の経験からの一言アドバイス

【結論】: 仮交際の終わりは、決してあなたの価値の終わりではありません。それは、あなたにとって本当に大切なものが何かを教えてくれる、貴重な「学びの機会」です。

この経験を糧にすれば、あなたはもっと人として深みを増し、強くなれます。そして、その成長こそが、あなたを最高のパートナーとの出会いに一歩近づけてくれるのです。さあ、顔を上げて、一緒に次の旅を始めましょう。あなたの幸せな結婚を、心から応援しています。